善悪二元論のつまらなさ

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食生活の変化も影響してるのかな、日本が変になっちゃってるとこ。
テレビや新聞のニュース(特に政治)が、なんでも善悪の枠にあてはめすぎ。
世の中はすごく複雑で、善悪二元論なんかで語れないのに。。。

なんでも白黒はっきりさせたがるのは、欧米社会の特徴で、
たぶん遠い昔に宗教で「神」と「人」を切り分けた時から始まってるんだと思う。
肉食だからかな、論理的な枠組みを用意しとかないと、暴れちゃうのかも?
日本人も和食から離れて、変に食が欧米化したことで、似てきたのかな。。。
なんか最近、社会に寛容さが失われている気がするのも、この辺が原因?

「あいまいさ」を受け容れられることが、日本人の美徳の1つだと思う。
白と黒の中間、「間」を大事にする心、って世界に誇るべき日本の強み。

ハイブリッド車がなんで日本にしか作れなかったのか、考えたことある?
欧米自動車メーカーが、未来はガソリン車か?電気自動車か?
って二元論に終始しているうちに、トヨタが真ん中をとって世界を席巻した。
これって「あいまい」とか「間」が、どこかに絡んでると、私は思うんだよね。

だから、善悪二元論が蔓延するマスコミの風潮に、とっても不安を覚える。
日本がつまらない国になっちゃうんじゃないか?って。。。

※関連記事: あいまいのままでいい(10/08/17)

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