野村アセットマネジメントに怪しい動きあり。
- 3月24日…「日本企業価値向上ファンド」を新規設定
- 4月10日…同ファンドが預り資金が1,700億を超えたため新規購入を4月17日で停止する旨の発表
- 4月23日…新ファンド「野村日本企業価値向上オープン」を5月8日新規設定を発表
意味が分からないのが4月10日には、
「弊社では、当ファンドの投資対象市場の流動性等を総合的に勘案した結果、運用資産規模を適正な範囲に維持するため、お買い付けお申し込みの受付を当面見合わせることにいたしました。」
と発表しながら、
わずか2週間後に同種のファンドを新規設定する感覚。
しかも新ファンドの預かり上限額は、なんと1兆円!
※日本企業価値向上ファンドは5,000億円
販売会社の要求に運用会社が屈したということだろう。
そしてこの手の商品で損をさせられるのは個人投資家だよ。
15年前に野村amが「1兆円ファンド」と銘打って、
2000年2月2日に設定した「野村日本株戦略ファンド」。
設定前に7,924億円を販売して運用を開始。
2000年5月に純資産総額は1兆1,670億円に達したが、
ITバブル崩壊後は、日本株低迷の象徴的な存在に…。
現在の純資産総額は1,000億円。
やはり歴史は繰り返してしまうのだろうか?
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